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コラム:Fintech(フィンテック)について

▼Fintech(wikipedia

フィンテックFintechfinancial technology)とはFinance(金融)とTechnology(技術)を組み合わせた造語であり、ファイナンス・テクノロジーの略。「ICTを駆使した革新的(innovative)、あるいは破壊的(disruptive)な金融商品・サービスの潮流」などの意味で使用される。既存の金融機関が持つ総合的な金融サービスのうち、顧客が必要とする一部の機能のみに特化することで、低コストでサービスを受けることが可能となる

 

▼概要

基本的には金融事業がIT技術を駆使することではなく、IT系企業が金融事業に関わるビジネスを行うことをFintechと称します。

 

▼銀行が持つ機能をFintech系企業が主に代替している領域

①投資/レンディング系

②集める/クラウドファンディング

③管理する/オンライン管理

④調べる

⑤送る

 

▼Fintech系企業の強み

銀行をはじめとした金融機関の業務はFintech系企業にシェアを奪われ続けて人員減少するというニュースが出ました。

既存の金融機関は新規事業の資金もあればFintechを模倣したビジネスモデルも構築できます。但し、同じビジネスを提供しようと思っても後追いによる難易度や銀行という立場による提供するサービスには利用者から完璧さを求められるなどFintech系事業を模倣することが得策ではない状況が発生しています。

 

また、テクノロジー企業はあくまで金融事業としてではなく、Fintech企業としてのビジネスを提供するため、”誰”に”何”を提供しているのかやりたいことがビジネスに直結しているため、大手金融機関と比較すると力を注ぐポイントが集中しているため既存の金融機関は政府と連携をするなどしない限り、Fintech系企業に徐々にシェアを侵食され続けるでしょう。

 

▼銀行の強みは”キャッシュ”

銀行は”貨幣”という概念によってビジネスが成り立ち、”貨幣”を元にして利益を作ることを成立しています。預金の利回り獲得方法に関して金融商品の知識や金融業界の法的な知識が必要となるため従来、素人が着手し辛い事業領域でした。この利回りを得る方法は”ノウハウ”や”知識”を活用してビジネスを提供していたためテクノロジーによって特別な価値がなくなってしまいました。

※これは金融機関に限ったことはでなく、すべてのビジネスにおいて発生しています。より加速をしてより顕著になっていくでしょう。

 

銀行をはじめとした既存の金融機関の圧倒的な強みは”キャッシュ”です。ここはFintech系企業が多少頑張っても相当な将来性が期待できるビジネスでない限り大きな資金調達を成立が難しいため、この差を活かした大手だからこその展開ができると既存金融機関もまだまだ噛み付けるでしょう。

 

▼仮想通貨はFintechの中でも別格

大概のFintech系企業は”貨幣”以外の領域をテクノロジーで解決しています。

”貨幣”はテクノロジーだけで代替できるものではなく”概念”の開発が飛び抜けて優れているため、”貨幣”を貯蓄した銀行をはじめとした企業にベンチャー企業が勝つことが難しいのが常識でした。

しかし、世界で数千年以上、共通の概念だった”貨幣”のルールをここ数年で変革が発生しています。それは仮想通貨と仮想通貨を実現するブロックチェーンをはじめとしや技術です。仮想通貨が当たり前になった社会になったときには既存の貨幣の力は弱体化をしていくでしょう。

※とはいえ、”貨幣”自体は急になくなるとは思えないため力が弱まる程度でしょう。

 

▼貨幣の機能

価値尺度:共通の認識を持った状態で等価交換をし易いこと。計量も可能なこと。

流通手段:等価交換をするためには、持ち運びが便利なことも重要で流通手段としての適正がある。

価値貯蔵:モノは価値の変動があるが金は当時、価値の変動がなかったため。食べ物は保存すると価値が減少していくが、金は価値が物質としては時間の経過による損失は少ないため

 

 

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