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ビジネスチャットツール

○概要 ビジネスチャットは、社内のコミュニケーションをスムーズにして業務効率化を図るツールになります。簡潔にするとチャットを手軽にできるツールになりますが、メールや電話、対面での会議を通じた既存の社内コミュニケーション方法を代替できるデザインや機能があります。 今まで時間と手間の負荷が大きかった社内のコミュニケーションの在り方を変えた革新的なサービス市場となります。

○社会背景 日本国内では”働き方改革”をテーマに推し進めていることもあり、業務効率化の実現を注視しています。元々、チャットツールに関しては存在をしていましたが業務効率化に対する温度感が高まったこともあり高速に普及をしていったことが予測されます。

○市場環境 日本国内の民間企業では、年々、チャットツールが普及しつつあります。伊藤忠テクノソリューションズ(株)の調査によると正式に個人向けのチャットツールやビジネス用途のチャットツールを「全社で導入している」と回答した企業が12.1%、「一部で導入している」が16.0%といった結果となり、約30%の企業がチャットツールを導入していることが明らかとなっています。大手企業におけるチャットツールの利用は現状で全体の約3割ですが、セキュリティや管理機能を備えた企業向けのビジネスチャットツールの利用が本格化していく中で、同市場が拡大していくことが期待されています。 ※情報元:総務省 ※上記調査数字参照元 「大手企業のビジネスチャットツール導入事例調査」 ・調査企業:伊藤忠テクノソリューション株式会社 ・時期:2017年2月 ・対象:大手企業の役職者を対象 ・「大手企業のビジネスチャットツール導入事例調査」

○料金体系 月額課金型が主体となりますが一定人数までは無料、一定人数(5名ほど)以上から有料課金になるケースが多いです。1アカウント400~500円が相場となります。

○メリット/デメリット メリット ・プロジェクト管理(ログのトレーサビリティ)が楽 ・情報伝達が手軽 ・同時に多人数でやりとりができる

デメリット ・情報が流れやすい(見落としは発生しがち) ・情報漏洩リスク ・対面コミュニケーションの減少

○具体的サービス事例 サービス:Slack slack.com 運営企業:Slack.inc 備考:2017年9月、ソフトバンクのファンドから2億5,000万ドル(約280億円)を資金調達。資金調達総額は7億9000万ドル(約883億円)。

サービス:ChatWork go.chatwork.com 運営企業:ChatWork株式会社

サービス:Microsoft Teams Microsoft Teams - グループ チャット ソフトウェア 運営企業:Micro soft inc

サービス:Wantedly Chat www.wantedly.com 運営企業:株式会社Wantedly