チャットボット作成サービス
〇概要/背景
”チャットボット”とは、”チャット”(会話)と”ボット”(ロボット)を組み合わせた言葉となり、テキストや音声を通じて自動的に会話をおこなうプログラムです。Googleは画像認識技術が進んでいるため、進化をしていくと直観的なコミュニケーションもできるようになっていくでしょう。1996年に生まれた"ELIZA"(イライズ)というサービスが、チャットボットの最古と言われています。日本国内においても2017年に注目をされて導入が拡大をしていく中でまだ試用段階であり、実用的になるのは2018年以降でしょう。ウェブページやアプリで活用するケースが主体でしたが、徐々にLineやFacebookなどの大手メッセージングサービスを活用したチャットボットも増えてきました。日本国内において注目をされている背景は労働人口減少による業務生産性・業務効率化の意味合いが強いでしょう。
▼チャットボットの利用目的 チャットボットの利用目的は大別すると4種類になります。
1.FAQ型 受けた質問内容を理解して、データベースの中から適切な回答を返信します。
2.処理代行型 処理代行型チャットボットは、チャットでやりとりをした内容をもとに、システム処理を代行します。
3.雑談型 雑談型チャットボットは、疑問の解決ではなく、単なる会話を成立させることを目的としています。ゆ
4.情報配信型 相互コミュニケーションに限らず、一定のタイミングで配信をするように活用することもできます。
▼チャットボットの回答の仕組み 1.プログラミング型 想定される単語や質問と、それに対する答えを、あらかじめ人が登録(プログラミング)をしておくものです。
2.機械学習型 入力された文章に対する適切な返信文章を確率的に計算し、返信文を自動生成するものです。
3.複合型 プログラミング型と機械学習型の2種類を組み合わせたものです。
▼活用場面 ・お問い合わせ対応 ・ロイヤリティ向上 ・会議室の予約 ・勤怠管理 ・お問い合わせの対応
etc
▼市場規模 IDC Japan社によると、2016年のAI市場規模は158億8,400万円と言われており、2021年の市場規模は2,501億900万円と予測されています。
〇メリット/デメリット
メリット ・業務効率化 ・回答が迅速 ・検索疲れ対策
デメリット ・運用シナリオを組めない場合、運用を仕切れない ・パーソナライズしきれない ・データにない回答ができない
〇具体的サービス事例
・サービス:hachidori ・URL:hachidori(ハチドリ)| プログラミング不要のチャットボット開発ツール ・運営企業:hachidori株式会社
・サービス:ConciergeU ・URL:www.conciergeu.com ・運営企業:株式会社コンシェルジュ
・サービス:chamo ・URL:chamo-chat.com ・運営企業:株式会社チャモ
・サービス:Chat Plus ・URL:chatplus.jp ・運営企業:チャットプラス株式会社
・サービス:User Local ・URL:ai.userlocal.jp ・運営企業:株式会社ユーザーローカル