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仮想通貨とは

〇仮想通貨とは インターネット上で使えるデジタルマネーの一種です。海外では"Cryptocurrency"、その他にも”virtual currency”と表現されることがあります。日本語の直訳では”暗号通貨”とも言われています。

シルクロードという闇サイトが摘発をされたことで、世界中で仮想通貨が加速的に普及をしました。”手軽”で”手数料無し”かつ”安全”に送金をできるメリットを活かして”犯罪”を目的に運用をされていました。

2016年にマウントゴックスの事件が発生をした結果、日本国内では負のイメージが根強かったですが現在では爆発的な普及をしています。

〇仮想通貨相場 2010年6月/1BTC:8セント 2011年8月/1BTC:31ドル 2018年6月23日/1BTC:6083.90ドル

〇仮想通貨の歴史 1995年~1999年 アメリカで仮想通貨の概念が言及をされ、1999年には一部の仮想通貨は存在していました。しかし、使い道が主にソーシャルゲームなどに限られていました。

2008年10月~2009年1月 ”ナカモト サトシ”と名乗る人物がインターネット上に投稿をした論文およびプロトタイプのオープンソースのソフトウェアが全てのはじまりでした。

それを見た世界中の研究者、エンジニア、ハッカーたちが触発をされたことがきっかけと言われています。世界中の優れたエンジニアたちの集合体となるソフトウェアとなります。

従来の管理者が通貨を発行するという仕組みではなく、P2Pの仕組みを利用して分散処理および暗号化の技術を組み合わせることによって仮想通貨の信頼性を担保できるというものでした。

2010年2月 仮想通貨の両替ができる最初の取引所が誕生しました。そして同年5月、はじめて現実社会でビットコインを使った決済が行われています。

>最初の取引 暗号通貨のメーリングリストビットコイン1万枚とピザを交換するというエンジニア同士のジョークから始まりました。この取引が、ビットコイン史上初の商取引と言われています。

2010年7月 日本国内ではじめての仮想通貨取引所"マウントゴックス交換所"が誕生をしました。

2013年9月 キプロス・ショックというユーロ圏の国による経済危機によって法定通貨の価値が落ち込んだ結果、仮想通貨に交換をしました。

規制が厳しい中国において、元をドルやユーロに交換をすることが難しいため富裕層はビットコインを爆買いして介することによって取得する方法を選びました。その影響もあり、価値相場益々、上昇をしました。

2014年 日本国内にある仮想通貨取引所のマウントゴックス交換所が破綻をしました。

ビットコイン用のATMが誕生をしました。    2015年 欧州司法裁判所によりビットコインの売買に関するVAT(付加価値税, 消費税)は非課税という判決が下されました。

2017年12月~2018年1月 ベネズエラでは石油や天然ガスなどの資源で裏付けられたデジタル通貨のペトロを導入することを発表し、1億単位が発行されました。国家が発行するデジタル通貨という点では世界で初めてとなります。

2018年1-2月 コインチェック社から580億円分のアルトコインNEMが流出をしました。

〇仮想通貨事業に参入を表明している企業が続々と誕生!

2014年以降は次のビットコインを目指して、新しい仮想通貨が次々に誕生をしています。既に約1,000種の仮想通貨が存在しています。

日本国内においても、大企業を主体とした多くの法人が仮想通貨事業に参入表明をしています。

(法人例) 楽天、ヤフー、LINE、メルカリ、サイバーエージェントマネックス証券三菱UFJフィナンシャル・グループMUFG)、 みずほフィナンシャルグループ etc

〇仮想通貨一覧 ・Bitcoin(ビットコイン) ・Ethereum(イーサリアム) ・Ripple(リップル) ・Bitcoin Cash(ビットコインキャッシュ) ・Litecoin(ライトコイン) ・NEM(ネム) ・DASH(ダッシュ) ・Monero(モネロ) ・Lisk(リスク) ・Ether Classic(イーサリアムクラシック) ・Zcash(ジーキャッシュ) ・Factom(ファクトム) ・MONAcoin(モナコイン)

etc